ダイエットを継続しようとしたときに1番大変だと感じることはなんですか?
運動が続かない、毎食満腹まで食べてしまう、揚げ物が大好きでやめられない。
いろんな悩みを抱えている人がいると思います。
中でも特によく聞く悩みが間食がやめられないというものです。
デスクワークで小腹が空いてチョコレートに手を伸ばしたり、食後にデザートを注文したり、期間限定のフラペチーノを定期的に飲みに行ったり。
甘いものを食べない方が早く痩せるということはわかってはいても、ずっと我慢し続けるといつか爆発して暴飲暴食に走ってしまう可能性もあります。
そこでわたしがおすすめしたい間食が和菓子です。
和菓子は脂質がほぼゼロ
間食に和菓子がおすすめな理由はただ1つ。
脂質がほぼゼロだからです。
シュークリームやケーキといった洋菓子は、生クリームやバターが使われていることが多く、どうしても脂質が多くなってしまいます。
以前のブログで解説したように、脂質はタンパク質や糖質と比較すると1gあたりのカロリーがなんと2倍以上にもなります。
同じ質量を食べた場合、脂質が高いお菓子よりも脂質が低いお菓子の方が、摂取カロリーが抑えられるということです。
大福やもなかのような和菓子は脂質がほとんどゼロなので、洋菓子に比べて摂取カロリーが低くなります。
最近コンビニにもおいしい和菓子がたくさん売られるようになりましたが、シュークリームやケーキ・菓子パンが1つ300kcal近くなるのに対して、和菓子の場合は大福でも1つあたり200kcal程度。ものによっては150kcal程度に抑えられるものもあります。
ダイエット中の間食は、1日あたり200kcal程度に抑えるといいと言われているので、毎日の甘いものがやめられないという人は和菓子を積極的に選ぶのがおすすめです。
和菓子でもクリーム系には注意
ただし和菓子を選ぶ場合であっても注意したいことがあります。
最近の和菓子は洋菓子の要素を含んでいるものもあって、選び方次第では洋菓子を食べているのと変わらなくなってしまうこともあるのです。
例えば生クリーム大福や生クリーム入りのたい焼き。
どちらも和菓子ではありますが、中身が生クリームなので脂質たっぷりです。
またどら焼きも生地がパンケーキっぽくなっているものは、中身があんこであっても脂質が高い場合があったり、同じく生クリームが挟んである商品もあるので要注意です。
たまにはいいですが、ダイエット中の間食として選ぶのであれば、純粋な和菓子を選ぶようにしたいですね。
ダイエット中でも間食してOK
選び方に注意が必要とは言っても、わたしはダイエット中であっても間食は必要以上に我慢しなくていいと思っています。
特に甘いものが大好きな人が間食を我慢し続けると、我慢のストレスが爆発してキレ食いみたいなことも起きてしまいます。
それまでせっかく頑張って痩せてきたのに、キレ食いが原因で「もうダイエットやーめた!!」となってしまう人もいるんですよね。
すごくもったいない。
そうなってしまうくらいなら自分の中でルールを設けて、毎日1つだけ甘いものOKにするとか、1週間に1回だけケーキを食べていい日を作るとか、自分の「食べたい」と上手に付き合っていったほうがいいです。
現にわたしの場合、職場に小さい和菓子の詰め合わせを置いています。
普段トレーニングをしながら食事管理をする中で、食事だけで十分な糖質を摂取するのが苦手という自覚があるのも理由です。
本当であればお米を食べる量を増やしたり、芋やかぼちゃをプラスするのが理想だと思うんですが、私の胃の容量ではなかなか難しくて。
なので和菓子を少しずつつまんで、甘いもの欲を満たしながら糖質摂取も同時にしている感じです。
ファミリーマートやセブンイレブンに、小さな和菓子が8種類くらい入っているバラエティーパックが売られています。
すごくおすすめですので是非。
間食は上手にコントロールすればダイエットの強い味方になります。
少しずつ自分に合った間食の摂り方を見つけましょうね。